★左右に移動する本棚です!
東京都Mさん宅の大型本棚は
市販されている前後スライド式などではとても容量足りず
大学の資料室にあるような「左右移動式」本棚になりました。
当初は通常のレール上に車輪を装着した本棚を並べる予定でした。ところがあまりにも内容量多く耐荷重や安全性を考慮し特注パーツをつかいました。
構造はこの台が本棚を載せて・・・
下のレール上を走ります。
内部には大きな車輪が隠れてます。

1台あたりの最大積載質量は1000kgです。

棚にびっちり書籍などを詰めこんでも指1本でスーッと軽々動きます。ただ移動スピード出すぎてドカンと指をはさむと大変。
安全対策で各本棚の間にはゴム製クッションを装着しました。
念のため大きいサイズをチョイスしました。
(通常2cm→4cm)
・・・・
肝心の本棚のほうはA4ファイルを前後上下無駄なく置けるサイズで設計をすすめていきまして
結果、移動書架×4と
左右
両端に
通常の本棚×2という組み合せになりました。
・・・・
棚の板は重みでのたわみ防止に金属バーを内蔵。
もちろん高さ調整可の脱着式です。
・・・・
また今回は梁(はり)があったために天井とのあいだに
デッドスペースができてしまいました。
ここも有効活用するためには・・・ということで
ロフト式にして巨大な棚を製作しました。
こちらのたわみ防止には「鉄骨」を内蔵
鉄骨は前に2本・・・
後へ1本とでガッチリ補強
そして棚となるパネルを現場で組み上げし
正面から見えないようにしました。
・・・・
ほかにも既存コンセントの開口や
他の金属パーツ装着のことなど

まだまだ語りたいところですが
続きは後日あらためてご紹介したいと思います。
Mさん、ネット上に多数あるオーダー家具会社の中から
弊社をお選びいただきありがとうございました!

枝久保
PR