洋服タンスは明治維新直後に外国人が持ちこんだモノを
日本の指物職人が見よう見マネで作ったのがはじまりです。
開港早々の横浜や神戸、東京の港区が産地で、もちろん当初は
外国人専門だったそうです。(オーダーメード家具だったかも?)
明治20年代になって軍人や政府高官が洋服を着はじめたため、
日本人向けの洋服タンスも作られました。しかしそれらは超高級品でして、関東大震災後に洋服着用の階級が急増すると、荒川区の三河島などで大量生産がはじまり一般大衆化していったそうです。
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かつての家具産地、港区のWさん宅
(左画像)に洋服タンスをご納品。
特に因果関係はありませんが、現場近くの港区赤坂八丁目に
明治を代表する乃木将軍の「乃木神社」があったので寄り道を。
http://www.nogijinja.or.jp/
このひとって玉木文之進(吉田松陰の叔父さん)に
師事してたんですってね。
へー。
店長:枝久保剛
by 枝久保(えだくぼ) |